中島美嘉の宗教画を意識したメイクと髪型はクリスチャン思考
2010年10月に歌手としては致命傷の両耳が塞がれた病気になり、音が聞きにくい症状の耳官開放症で無期限の音楽活動を中止した中島美嘉は、当時のJ-pop女性シンガーのなかで異彩な存在を放っていました。
2001年のデビューの「STRAS」から多くのヒット曲を出してきた中島美嘉は、日本を代表する女性アーティストにまたまたたく間に登っていきました。
ソウルフルでジャズ調の曲や、細くシャギーな歌声から伝わるメッセージがどうも物悲しく有責感が漂いまくりで、弱いもの、悲しいものにスポット当てた歌詞が若者に響きました。
また中島美嘉は歌手の他に女優としても大活躍をしました。
2001年には歌手デビューと同じ頃にテレビドラマのヒロイン役にオーデションを勝ち抜いて抜擢されています。
ドラマに出演して、そのドラマのテーマソングを歌えるタレントとは当時は珍しかったのでしょうし、またその戦略も当たったものですから、それ以降ドラマ出演とドラマの歌を歌うシンガーとして活躍しました。
そして2006年「NANA」で大ブレークを果たしまそいた。
コミックからドラマそして歌と、全てのプロモーションが成功し幅の広い年代にでもその容姿は記憶されることとなりました。
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勉強嫌いのちょっと変わった女の子だった
中島美嘉は1983年に鹿児島で生まれ、中学卒業後は高校に行かずに、モデルやタレントになる為に鹿児島から福岡に移り、バイトをしながらデビューを夢見ていました。
そしてオーデションでその歌声が見出されて上京となったのですが、才能的には凄いものを持っていた訳ではありませんが、初対面の雰囲気が中島美嘉の後ろにもう一人別の誰かがいているような変わった、誰かの生まれ変わり的な雰囲気を感じさせられました。
それは演技でも歌唱力でもない、一瞬の見た目の力だったのです。
現在も奇抜でいて懐かしいメイクや、時間が過去や未来を行ったり来たりしたようなヘァースタイルがファン以外にも賛否を分けています。
デビュー前の中島美嘉は他の人の真似をしないポリシーで自分のスタイルを創っていたのですから、それはその自分のイメージに固執しない、スタイルを留めないことでクールでミステリーでダウンジーな雰囲気を創っていったのです。
奇抜なメイクや変幻自在なヘヤースタイルには仕掛け人がいる
素顔がエキゾチックな外人的な雰囲気にはどんなメイクやヘアーが合うのか、受けるのか、
またムーブメントを起こせるのかを常に中島美嘉は考えています。
そこには中島美嘉だけでは全てが完璧にいくことは無理ですので、中島美嘉のメイクやヘアーをクリエイトする専属スタイリストがいているのです。
そのデビューからのお付き合いのある女性のスタイリストさんが統一教会に入信していて、少しの間中島美嘉も誘われて統一教会に入っていました。
その人はショーやコレクションで活躍するスタイリストではないのですが、美術作家としての位置から、メイクやヘアーでアーティストのイメージを創っていくプロデューサーとして長年チーム中島美嘉で仕事をしています。
そのクリスチャンに傾倒するスタイリストが中島美嘉のメイクやヘアーに大きく関係しています。
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今の中島美嘉のメイクですが、だんだん人間から離れていっているような気がしますし、
ヘアーにしても信仰に迷走する中世ヨーロッパの女性のような綺麗で怖くて悲しい雰囲気がします。
中島美嘉のあのメイクは中世ヨーロッパの宗教画の女性のように見せているので、ステージで歌っている時には、冥界から出てきた幻想の魔女のように、世界の悲しみを背負う預言者に近づこうとする雰囲気を出しています。
短いスタイルも長いスタイルも、黒髪が基本
中島美嘉のヘアースタイルですが、パッツンパッツンの前髪そろえや、金髪のショートや、堕天使のような寝起きヘヤーなど、非日常でしか出来ないようなヘアーアレンジを作ってきます。
それは中島美嘉の最大の売り物である黒い髪を最大限に生かしていく作戦なのです。
それは日本女性を意識しつつ、クールで媚ない戦う強く悲しい女性を表現しているのです。
そして変化した後にいつも戻ることの出来る場所や、素になる時の初期設定を黒髪に置いているのです。
そしてこの黒髪アレンジのヘアーメイクに欠かせないもう一つの中島美嘉を象徴するものがあります。
そうですカラーコンタクトです。
瞳の色を変えることはお洒落なことなのですが、中島美嘉はそれだけのメッセージでカラーコンタクトをつけているのではありません。
世界を変えたいでも変わらない、この苦しみから抜ける為に
中島美嘉のカラーコンタクトは、奇抜で冥界なヘアーメイクがさらに際立つ為の仕掛けなのです。
ハスキー犬の様なグレーの瞳は奥の深い悲しさとそれでも信じる意思の強さをアピールしています。
まさしくそれが中世ヨーロッパの荒野で膝を抱えるクリスチャンな女性の姿なのです。
またブラウンや、グリーン系のカラーコンを着けるときなども、メイクやヘアーのスタイルを意識的に変えることで、信仰の場所を家庭や学校の公共の場所にしたり、恋人と二人過ごしている部屋に切り変えているのです。
キリスト教をアートとして捉え、それをスタイルしている中島美嘉はヨーロッパの男性に本当に人気があります。
特にドイツからから北欧にかけて中島美嘉のクールなスタイルがファンを引き付けています。
旦那の清水邦弘さんは中世ヨーロッパの戦士
2014年にバレーボールのトップスター選手の清水邦弘さんと結婚しました。
それはテレビに映った清水選手に一目惚れをして、その後積極的行動で付き合うこととなり、ゴールインとなりました。
本当に仲の良い夫婦として誰からも好感を持たれています。
試合会場でみる中島美嘉は自然な振る舞いで、バレーボール選手の奥様という可愛い感じで観戦していますし、ファンにはステージではない中島美嘉をみれて嬉しいのです。
そして今年で33歳に中島美嘉はなりました。
結婚に続くものとしてはやはり妊娠と出産です。
アーティストとしての中島美嘉がする次の人生選択は妊娠と出産になるでしょう。
そこでファンはチーム中島美嘉に期待するのです。
どんな中島美嘉的なママを創ってくるのかと?
「母性愛」をコンセプトにして、また奇抜で愛に満ちたスタイリングをしてくれるかが楽しみです。
マリア様になるか、スポーツ一家根性ママになるか、小さい金持ちの家のようにセレブな悪臭を放つのかの今後が楽しみです。